免許の返納
2ヶ月ほど前、脱水症状で倒れた父。
今度は、あろうことか、交通事故。
83歳になったばかり、そろそろ免許の返納を。
家族で話し合っていた矢先。
大したことはないと、家に帰ってきたものの、
頭が痛いというので病院へ。
なんと、頭蓋内に出血があるとのこと。
入院して、様子を見ていたら、
幸い手術なしですんだものの、
もう猶予はできない!
「車は絶対だめ!」
兄が凄い剣幕で怒る。
怒鳴るのは良くないが、私も義姉も同じ気持ちだ。
自損事故だからまだましだったが、人に迷惑をかけ、
もし取り返しのつかないことにでもなっていたら…
そう思うと、やはり免許は返してもらいたい。
いつも心配有り難う日一日体力か弱る気がしますしゆう一日リハビリに通っているが車に乗れないのが一番辛い!
83歳の父が、一生懸命メールを打ち、
(多分、何時間もかかって)
娘である私に助けを求めてきた。
兄から聞いたのだが、事故で廃車にした父の車だが、
父は新車が欲しいと言っているそうだ。
流石に、私には言えないらしいが。
可哀想だが、私たちの気持ちは変わりようがない。
朗らかで、世話好き、おしゃべり好きな父だから、
きっとまだまだ楽しいことが待っている。
それに気付いて、勇気を出して生活を変えて欲しい。
どういう返事を返そうか、考えている…。
コンセプトは気取らず。
小さな記憶に救われることもあるかも…