ジブリ

先日、たまたま次男と昔のDVDを見ていた。

ジブリの『もののけ姫』

その時、息子いわく、

ジブリも昔の作品の方が面白かった。

『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『ゲド戦記』などの名をあげた。

え？

ちょっと待てよ。

昔の作品というより

息子が小さいころ見た作品じゃない？

そうなんだ。

子供の頃は素直に、全力で作品を見て感じていた。

まっすぐに入ってくるメッセージ。

次男はもう25歳

ゆっくりテレビを見ていても

仕事の問題、人間関係etc.

夢中でアニメだけを見ているわけじゃない。

見た時の歳によって

置かれた状況によって

正面じゃなく、斜めや裏から見ることが増えていく。

決してひねくれたとか、素直じゃないとかではなく、

大人になったということ。

きっと少しは賢くなったんだ。

だから込められたメッセージにも

しっくりこない部分を感じたりする。

一人で考え、壁を乗り越える準備ができてきたということ。

いつまでも子供のままじゃいられない。

そう気付いて

「子離れ」

心のなかでそっとつぶやいてみた。

コンセプトは自分磨き。

つまづいた時、進むべき道を照らしてくれるもの