kirarin_star’s diary

行き詰った時、苦しくなった時、幸せに浸りたい時、座る椅子が欲しくありませんか?日々の記憶が椅子となり、私を支えてくれると信じたい…

ある日 (僕の場合)

以前ブログにアップした、ある日の一日

 

【9月15日付け、(はんで、ある日 お母さんの場合)】

 

あの時は母である私の目線でした。

 

29歳になる息子は何を思っているんだろう、と考えてみました。

 


今日は僕が通う施設が休み。

 

僕はドライブが大好きで、休日は父ちゃんや母ちゃんと出かける。

 

朝起きて、施設に行く時のカバンが用意されていないのを確認。

 

『やった!今日は休みみたいだ』

 

そう思うと、もう居ても立っても居られない。

 

母ちゃんを誘って、ドライブに。

 


車に乗って、通り過ぎていく景色を見ているのが好きなんだ。

 

今日はおなかが痛くなって、うんちをおもらししちゃった。

 

母ちゃんは、「したい時は教えてよ」といつも言う。

 

でも『したいとわかるくらいならとっくに教えてるよ』

 

と思うんだけど、言えない…

 

だって、しゃべれないもん!

 

家に帰ってから、お風呂の中でも出ちゃった。

 

 

「おやすみ」

 

母ちゃんが布団をかけてくれて、部屋を出ていった。

 

多分、今頃お風呂やトイレを掃除しているんだろうな。

 

僕は…

 

「おやすみ」のひとことで眠れるわけがない。

 

暇だから、カーテンを引っ張ってみた。

 

母ちゃんがきて、「もう寝る時間だよ」

 

『もう一回やってみよっと』と僕。

 


本当にこんな風に思っているかは分かりませんが、

 

打っても響かない態度にイライラしてしまうこともあります。

 

そんな時、言いようのない敗北感が襲ってきます。

 

『平常心、平常心。立派な母であれ』

 

うまく出来のいい母を演じられたときは、思わず自分を褒めています。

 

揺るがない母を繰り返すことで、自分を保っているのです。

 

 

コンセプトはなるようになるさ

やっと辿り着いた言葉

だって先は長いんだから