湧き上がる怒りの行き先は…
只今、深夜1:12。
いつもは10時にはぐっすり眠っている長男。
今日は、何があったか眠れないようで…
何度もドアを叩いたり、叫んだり。
うるさくしないで起きていることはできないものか?
いつもは母は1階で過ごすのだが、
長男からアピールがあるたびに2階に上がるのが大変なので、
今日は、2階で寝ている主人と交代している。
もう、かれこれ3時間くらい続いている。
ドアを叩くとご近所にも迷惑なので、
その都度声をかけに部屋へ出向く。
おそらく今日は10回や20回では済まない数になる。
イライラする!
どうしてわからないの?
迷惑な行為は自分を追い詰める。
歳をとって、両親があなたの気持ちに寄り添ってやれなくなったとき、
あなたはきっと辛い思いをする。
母ほど、あなたの気持ちに寄り添う努力をする人は、
今までも、これからもいないよ。
問題行動が止まないあなたに対して、
そして何より、誰よりもあなたを愛おしく思っているのに、
何回も何回も問題行動を繰り返すあなたに
怒りが湧いてくる自分に対して、
やるせなくて。
涙が出てくる…
ドアを叩く行為が、5分以上ない。
少し落ち着いてきたようだ。
もし、このまま眠ってしまったら、
今夜最後の母は、怒った顔だったっけ?
もう少し優しく声をかけてやれなかった?
後悔するくらいなら、
もっと大きな心で向き合えばいいのに…
いくつになっても未熟な母。
今日の行動も、彼なりの理由があること、
本当はわかっている。
少し収まってきた深夜2時。
こうなってくると、いつも同じ気持ちになる。
いくつになっても未熟な母。
理由を取り除くことも、
理解して許すこともできないから、
ここはあなたにも努力が必要だよ。
主人の部屋で、少し収まった自分の心。
やっと辺りに目が向いてきた。
テーブル下の段ボールの中に。
お菓子。
こっそり買って、一人で食べてる…
子供か!
コンセプトはなるようになるさ。
やっとたどり着いた言葉。
だって、先は長いんだから。