琴線に触れる
テレビか何かで、
『琴線に触れる』という言葉を使っていたので、
言葉の意味を調べてみたら、
琴線に触れる:琴の糸に触れると美しい音色が響くように,感動する心情に触れて心を揺さぶる
つまり、感動や共鳴を与えること。
とあったのだが、読み進めると、
えっ、と思うような記述が…
全く別の意味として、
「怒りを買ってしまうこと」という意味での用法が広がっているらしい。
理由としては「逆鱗(げきりん)に触れる」という言葉との混同などがあるとも考えられるようだ。
そうなんだ!
最初は小さな勘違いかもしれないが、
長年かけて本来の意味さえ覆い隠すこともあるんだ。
そういえば、一生懸命と一所懸命なども長い年月を経て、
一所懸命が一生懸命に変わってきて、
今では学校のテストでどちらを書いても正解になるらしい。
もっとも、これは意味ではなく、漢字が変化してきたものだが…
古き良いものを大事にしたいと願うのが、
歳を重ねた者の専売特許ではないと信じたいものだ。
コンセプトは自分磨き
つまづいた時、進むべき道を照らしてくれるもの